初ばなな

キッチン (新潮文庫)

キッチン (新潮文庫)

読みました!
いままで、なんとなく手が出せなくって、食わず嫌いというやつで、「きっと嫌いなタイプの本だ」とおもっていたよしもとばなな作品。
なんでもいいから読みたい!という気分だったので買ってみましたら、まー、読みやすいこと!
色んな人がお勧めしている理由が分かりましたよ。

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読んでいる間中、ずーっと苦しかったです。
なんだか、私がいつも抱えているモヤモヤを、ずばりといい当てられて、おまえはこういう人間なんだよと諭された気分。。。

主人公のように、私も何故か物心ついたときから孤独感を持っていて、それはずーっと今も変わらずついてきています。
おじいちゃん、おばあちゃんが早くに亡くなっているからか、いじめられっこだったからか、どういうきっかけで湧きあがり染み付いてきてしまったのかは分からないですが。

少なからず、私みたいにいつも孤独を感じている人間はいるんだな、ということを知って安心した、かな。
この孤独でさみしい感じを埋められるかはちょっとわかんないな。。